●創刊号(1996/11/25)――【1面】(2)
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中国の古典「論語」のなかに、 『行くに径(こみち)によらず』 という言葉がある。 径(こみち)とは、畑のあぜ道のように斜めに通る近道のことで、正規の道路ではない。道を急ぐあまりに、近道をしようとしてあぜ道を通る。すると、ぬかるみに足を取られて、すってんころりん。結局、はじめから正規の道路を通ったほうが、早く目的地に到着する…つまり、『急がば回れ』ということ。 合理化が進み、マニュアル至上主義に生きるわたしたちに対して、中国三千年前の古典から学ぶことは、はかりしれず、大きい。 『漢方医学』は、正道から学ぶ、と心に決めた。(中村 斉) |
