●第5号(1997/3/25)――【7面】◆医療情報『マルチメディア特集』(2)
『薬害予防』総合リンク集、発信開始
 前号でも伝えた通り、ここ数ヶ月で「医療情報」はマルチメディア化が急速に進み、とくに、インターネットによる情報提供は、目をみはるものがある。
 ここでは、日進月歩というよりも、1分1秒の単位で情報が更新され、うまく利用すれば「速く・確実で・最先端」の医療情報が見ることができるのだ。
 弊社では、その「うまく利用する方法」を実際に提供するため、現在のインターネット内で発信されている「薬害予防」に関わるページのなかから、良質で信頼度の高いものを厳選。それを利用目的ごとにまとめ――『薬害予防』総合リンク集――と題して、去る3月14日、インターネットホームページにて発信開始した。
(中村 斉)


●『薬害予防』総合リンク集






line.gif リアルタイムに更新可能。常に最先端の情報を発信


 今回の編集のために様々な「医療情報」を集めていて驚かされたのは、インターネットによる医療関連情報の発信が続々と進み、毎日毎日、加速度を増すように進化していることだった。
     右の、弊社が制作した『薬害予防』総合リンク集は、1997年3月14日現在、8項目33件の情報とリンク(注1)しているのだが、おそらく、1カ月後には50件近くの情報網とリンクすることになるだろう。
 というのも、情報発信者は、毎日のように情報を最新のものに更新し続け、また、新規に正確な情報発信をスタートする医療機関が目白押しだからだ。
 これまで、インターネット情報といえば、玉石混交で、当てにならないものが多く、一体どれが正しく、どれが不正確かが不明瞭。たとえ正確な情報があったとしても、そこにたどり着くまでに大変な苦労が必要で、まだまだ実用的ではないように思われてきた。
 しかし、正確な情報を流しているところだけをまとめることができれば、その問題が解決できる。
 弊社が制作した『薬害予防』総合リンク集では、その点に着目し、「正確な情報の発信者」にこだわってみた。


信頼ある情報源から「使う目的の内容」を厳選

 例えば、重要速報として取り上げた―厚生省『緊急安全性情報』『副作用情報』―は、厚生省のインターネットホームページ内の「報道発表資料」に直結している。同省が今年2月13日に発表した緊急安全性情報の原文がこのリンク集から即座に引き出すことができる。
 また、医薬品副作用情報のバックナンバーを提供する「大学医療情報ネットワーク」は、東京大学医学部附属病院中央医療情報部内に事務局を置く信頼ある情報源。
 このほかも、(財)日本医薬情報センター(通称:JAPIC=厚生大臣の認可を受けた公益法人)、(財)国際医学情報センター(SELIMIC)、萬有製薬、持田製薬、国立衛生試験所・化学物質情報部、金沢大学医学部附属病院、北里大学医学部、医学書院、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構(通称:医薬品機構=厚生大臣の認可を受けて設立された認可法人)などが発信している情報なので、信頼度は抜群だ。
 つまり、確かな情報源から発信されるものを、使う目的に合わせて選び出し、整理することで、飛躍的に利用しやすくなる。インターネットの「世界中の最先端情報を瞬時にして引き出せる」という長所を、最大限に生かすことができるのである。
 弊社は、この『薬害予防』総合リンク集を、全国の医療関係者が使いやすいように随時更新していく予定。「百聞一見にしかず」ともいう。…一度ご覧いただければ、幸いである。

(アドレス=http://www.sinbun.co.jp/kenkou/link1.html




(注1)【リンク】
 インターネット内で、ホームページに書かれた情報と他のホームページ情報とを直結してしまうこと。
 文中の下線が引かれた部分を触れることにより、瞬時にしてリンク先のページに移動することができる。
 ちなみに、弊社が発信中の『薬害予防』総合リンク集は、下線部が引かれたところ33カ所とリンクされていて、ワンタッチで即座に目的のページに移動可能だ。



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