●第5号(1997/3/25)――【15面】◆連載(5)
野草・薬膳――ヒロ野草研究所・主宰・標 ヒロ――(5)

▲「ノカンゾウの卵スープ」と「ハコベ入りワインご飯」

 3月の上旬から中旬に若葉を出すノカンゾウは、他の野草に比べアクが少なく癖がないので、各種和え物、スープ、天ぷら、煮物、卵とじ、すき焼き、おひたしと、幅広く料理に使えます。
 成長した葉でも根元の茎は、柔らかいのでその部分を使うと良いです。花の乾燥させたものは解熱に使います。
 強精、健胃作用のあるヤマノイモを入れたノカンゾウの卵スープと、血液を浄化する赤ワイン入りご飯は色もきれいで、春なのになんとなく体調がおもわしくないという方には、もってこいの料理です。

line.gif 「ノカンゾウの卵スープ」
「ハコベ入りワインご飯」

●ノカンゾウの卵スープ(4人分)材料
ノカンゾウの若葉----------100g
鷄のささ身(スープ用も含めて)--5本
水----4・1/2カップ(1カップ=200t)
塩----------------------小さじ1杯
ヤマノイモ----------------120g
生シイタケ--------------------4個
卵----------------------------2個
ごま油------------------------少々



●ハコベ入りワインご飯(4人分)材料
米----------------------------2合
赤ワイン------------------1カップ
塩----------------------小さじ 3/4
松の実----------------------30粒
ハコベの生葉(又はクレソン)--適宜

◆ノカンゾウの卵スープ(4人分)--作り方
(1)水4・1/2カップを鍋に入れ火にかけ、沸騰したら塩小さじ1杯を入れ鷄のささ身を1本ずつ入れ再度沸騰したら火を弱め2〜3分煮て火を止め、少しさめてから取り出す。
 汁はノカンゾウの卵スープに使う。鷄のささ身は2本を細かく手でさいておく。

(2)ノカンゾウは塩を一つまみ入れた熱湯でさっと湯がき冷水にさらし水気を切る。

(3)ヤマイモは短冊に切り塩少々を入れた水で洗う。

(4)生シイタケはよく洗ってから薄切りにする。

(5)卵はボールに入れ溶いておく。

(6)(1)のスープ4カップを鍋に入れ(3)と(4)を入れ火を通してから(1)のさいたささ身と(2)を加える。

(7)ごま油を入れ味を調え(塩味が足りない時は適宜加える)、煮立ってきたら溶いた卵を回して入れ混ぜてすぐ火を止める。

(8)残りの鷄のささ身はサラダやノカンゾウの酢味噌あえに使う。




◆ハコベ入りワインご飯(4人分)--作り方
(1)米2合はよくとぎ30分位水切りする。

(2)炊飯器に(1)と赤ワインを1カップ入れ目盛りまで水をたす。(水はミネラルウォーターを使用)

(3)塩を加え炊きます。

(4)炊き上がったらよく蒸らしてからハコベの生葉と松の実を入れ混ぜ合わせ、器に盛る。





▲ノカンゾウ



●プロフィール--【標(しめぎ)ヒロ】
 栄養士。20代前半から十数年間リューマチに苦しみ抜いた結果、「野草に学ぶ健康法」をみつける。
その経験をもとに、現在、無料健康相談(0552-41-9709)を開設。講演活動でも活躍中。



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