──健康新聞社・情報発信記者まとめ──
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究極の健康法は
──『なんにも気にせず、笑って、好きなことをすること』──
 
・・・でも、ときどき、ほんの「ちょっと」だけ、
世の中全体の「健康」について、
みつめ直すことも、
大切ではないでしょうか・・・

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9/30 8/31 7/31
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【1996/12/31まとめ】


火事の原因のトップは、「たばこ」
自治省が1996/12/3、「1996年度消防白書」をまとめる。火災死者の半数以上が高齢者。
 
消防白書によりますと、1995年中に発生した火災は6万2683件(爆発230件を除く)で、この火災原因は、(1)たばこ・・・7176件、(2)放火・・・6169件、(3)こんろ・・・5601件、(4)たき火・・・5562件、(5)放火の疑い・・・5136件。また火災による死者は1797人(阪神大震災関連559人を除く)で、このうち65歳以上の高齢者が918人と半数以上を占めています。




小・中・高校生の『視力』、悪化の一途
文部省が1996/12/26、「1996年度学校保健統計調査」結果を発表
 
調査結果によりますと、「視力1.0未満」の生徒は、小学生・・・25.8%、中学生・・・49.8%、高校生・・・62.7%と、軒並み過去最悪を記録。また「視力0.3未満」の生徒は、小学生・・・5.8%、中学生・・・21.2%、高校生・・・33.8%となっています。視力低下を防ぐには、「近くの一点を長時間凝視せず、時々遠くを見ることが大切」といわれています。




「湖」「沼」の水質汚濁、過去最悪!
環境庁が1996/11/29、「1995年度公共用水域水質測定結果」を発表
 
日本全国の「河川」「湖沼」「海域」3181カ所で実施されたこの調査結果によりますと、環境基準を達成していた水域は、3181カ所のうち72.1%でした。水域別にみますと、「海域」(584水域)では78.6%、「河川」(2468水域)では72.3%が環境基準を達成していましたが、「湖沼」(129水域)は39.5%にとどまり、過去最悪を記録しています。




「物の豊かさ」より「心の豊かさ」へ
1996/11/23、総理府が「国民生活に関する世論調査」結果発表!
 
昭和33年から毎年実施されているこの調査結果によりますと、今後の生活で重視するものとして、「心の豊かさ」を求める人が58.8%(前年は57.2%)、「物の豊かさ」・・・27.9%(同30.0%)、「一概にはいえない」・・・11.3%(同10.9%)をはるかに凌ぎ過去最高となりました。「心」と回答した人は、男性・・・54.8%に対して、女性・・・62.1%でした。




高校生の「覚せい剤」乱用、急増中
1996/12/20、警察庁が「少年非行の概要」をまとめる
 
発表によりますと、1996年1〜11月までに「覚せい剤乱用」で逮捕もしくは補導された少年は1350人(昨年同期の33.9%増)。このうち高校生は202人にのぼり、前年同期に比べて2.2倍という急増ぶりです。また1996年10月下旬には都内の区立中学校トイレから覚せい剤と注射器が発見されており、関係者はショックを受けています。





【1996/11/30まとめ】


スノーボードの死亡事故多発中!
昨シーズン(1995年)の死者は15人。2年前のシーズン(1994年)の2人から激増
 
全国スキー安全対策協議会の調査によりますと、昨シーズン(1995年)のスキー場での死者は35人。その内訳は、(1)スキーヤー・・・18人、(2)スノーボーダー・・・15人、(3)ソリ・・・2人でした。また、スノーボーダーの死者の73%(11人)は、自らバランスを崩して転倒する、いわゆる「自爆」事故によるものだったということです。




飲酒運転による死者、800人を突破
警察庁が1996/11/23、今年10カ月間の事故を集計。警戒を呼びかける。
 
同庁の集計によりますと、飲酒運転による死亡事故件数は、1996年1〜10月の10カ月間で733件、死者は800人にのぼっているとのことです。都道府県別にみますと、交通死亡事故を起こしたドライバーが飲酒運転中だった割合は、(1)青森県・・・25%、(2)沖縄県・・・23.7%、(3)和歌山県・・・21.3%、(4)福井県・・・20%、(5)長崎県19.5%、でした。




エアバック、小柄な大人も「危険」
米国の運輸省道路交通安全局(NHTSA)が1996/10/28、「エアバックによる事故調査」を公表
 
調査結果によりますと、1990〜96年までに、エアバックが原因で致命傷を負った成人19人のうち、16人が女性で、うち4人はシートベルトを着用しており、身長は150〜165pでした。子供や小柄な大人の場合、衝突の際、前のめりになった頭部に、エアバックが爆発的に膨張してくるため、強い衝撃を受け、致命傷を負います。




乳幼児のやけど原因は、「茶碗」1位
国民生活センターが未成年の「やけど」についての調査結果を発表
 
調査結果によりますと、平成4年8月〜平成7年3月までに全国20の協力病院で受け付けた未成年者の「やけど」は1551件。その原因となった商品は、(1)茶碗・・・197件、(2)ストーブ・・・125件、(3)電気アイロン・・・115件、(4)魔法瓶・・・112件、(5)なべ・・・94件、でした。年齢別では、0歳〜4歳までの乳幼児で全体の7割(1078件)を占めています。




40歳以上の登山者「遭難」多発中!
長野県警が県内の遭難事故を分析、冬山シーズンに向けて、警戒を呼びかける
 
長野県警の調べによりますと、県内で1996年1〜10月末日までの登山遭難者は、150人。うち約70%が、40歳以上の中高年者でした。「記念写真を撮る際に足を踏み外し滑落」「スニーカーで登山し雪で立ち往生」「ねんざでヘリコプターを要請する」など、ブームにのった安易な登山で、準備不足や経験不足が原因となっているということです。





【1996/10/31まとめ】


ガスパン遊び、青少年死傷者多発中
1996年の9ヶ月間で死者10人。警察庁が関係者に防止策を要請。
 
警察庁によりますと、ガスパン遊び(「シンナー遊び」のシンナーの代用として「ライター用ガスボンベ」を吸引する遊び)による死傷者が急増。10/12に東京池袋でガス爆発により中3男子6人が重傷、10/25にも埼玉県川越市で中3男子がガス中毒で死亡しています。1995年中のシンナー乱用での死者11人を簡単に上回る勢いです。




70歳以上の外来医療は、「薬漬け」
厚生省が1996/10/5、「薬剤使用状況の概要」を発表
 
発表によりますと、1994年6月分の医療費全体のうち「総薬剤費」は29.6%で、とくに70歳代の外来医療では48.4%、80歳以上は48.3%を「薬代」で占めていました。また外来患者に薬を「8種類以上」渡されたケースが、70歳代で10.5%、80歳以上では13.0%にものぼり、高齢者への外来医療の「薬漬け」の実態が明らかになっています。




都内女子高生「テレクラ経験」36%
東京都が1996/10/11「中・高校生の生活と意識に関する調査」をまとめる
 
都内の中高生1291人が回答した調査結果によりますと、テレクラや伝言ダイヤルなどへの電話経験がある生徒は、全体の24.8%。その内訳は、(1)女子高生・・・36%、(2)女子中生・・・25%、(3)男子高生・・・11%、(3)男子中生・・・11%でした。利用の動機は、「好奇心・スリル」・・・40.8%、「ひまだったから」・・・30.4%となっています。




タバコで「視力低下」のリスク2.4倍
米ハーバード大の研究グループが1996/10/8、米医師会機関誌で発表
 
健康な女性約3万1843人を対象に、12年間もの長期疫学調査を実施した結果によりますと、たばこを平均して1日25本以上吸い続けた女性は、「老人性黄斑変性症」(深刻な視力低下を招き、重症の場合失明に至る)にかかる率が、非喫煙者に比べて2.4倍。1日15〜24本喫煙の女性でも1.4倍も高くなっていたということです。




青少年の運動能力、落ちる一方!
文部省が1996/10/9、「1995年度体力・運動能力調査」結果を発表
 
6歳〜59歳までの約7万8000人のデータを分析した調査結果によりますと、運動能力を調べるテストではほとんどの種目で年齢や男女を問わず10年前を下回り、とくに10代の運動能力低下は深刻ということです。また6〜9歳対象の調査5種目のうち「50m走」「立ち幅跳び」など4種目で、ほとんどの年齢で最低値を記録しました。




幼児の「たばこ」誤飲事故、増加中
厚生省が1996/9/29、「95年度・家庭用品に係る健康被害病院モニター報告」発表
 
報告によりますと、1995年度のモニター8病院に寄せられた「子供の誤飲事故」は803件。誤飲した物の内訳は、(1)たばこ・・・443件(全体の53.9%)、(2)医薬品・医薬部外品・・・92件(同11.5%)、(3)がん具・・・34件(同4.2%)。たばこを飲み込んだ子供の74%は、6〜11ヶ月の幼児で、もし誤飲したら、すぐに吐かせるのが良いということです。





【1996/9/30まとめ】


飲酒後「路上寝込み」事故死、急増!
警視庁が、タクシー・トラックなどの業界団体に注意を呼びかける
 
警視庁によりますと、飲酒後に道路上で寝込み、車にひかれて死亡する事故が、東京都内で1996年1〜8月までに11件発生しています。死亡した11人は、ホームレス3人のほか、会社員、公務員、建設作業員などさまざまでした。過去の同様の事故死は、1995年が3人、1994年9人、1993年6人で、今年急増している原因は不明です。




消費者の94.8%が輸入食品に不安
1996/9/18東京都消費者センターのアンケート調査結果で判明
 
この調査は、1996年6月に都の消費生活モニター1000人を対象に実施。その結果によりますと、輸入食品に対する不安について、「ある」と回答した人が94.8%で、その不安の内容は(複数回答)、(1)農薬の残留・・・87.4%、(2)食品添加物の使用・・・66.1%、(3)害虫や細菌などの混入・・・43.0%、など安全性に関するものがほとんどでした。




南極の「オゾンホール」過去最大に
1996/9/16米航空宇宙局(NASA)がオゾン全量分光計の画像データを公表
 
NASAによりますと、南極の「オゾンホール」の面積は、南極大陸の約1.8倍の2490Ku(1996/9/6)、2年前の2400Ku(1994年9月)を上回り、過去最大となりました。「オゾンホール」は、毎年9〜12月に南極上空のオゾン量が激減する現象。オゾン層が1%破壊されると有害紫外線が増え、皮膚がんが4〜6%増加するといわれています。




「百歳以上」過去最高の7373人!
1996/9/10厚生省が「1996年全国高齢者名簿(長寿番付)」を発表
 
発表によりますと、1996年9月末までに、満百歳以上となるお年寄りの人口は7373人(女性5973人、男性1400人)。前年より995人増えて、26年連続で過去最高を更新中。また人口10万人当たりの百歳以上の高齢者数は、全国平均で5.87人、トップの沖縄県22.14人に対し、最下位の埼玉県は2.60人でした。最高齢者は、山口県の112歳女性です。




米大統領、「たばこ」規制を大改革!
1996/8/23クリントン米大統領がニコチンを「中毒性のある薬物」と認定し規制策発表
 
FDA(食品医薬品局)や米医師会の統計では米国内の新規喫煙者は9割が未成年者で、1日約3000人の若者が「たばこ」を吸い始めているとのことです。今回の規制策は、こうした未成年者の喫煙半減を目指し、販売や広告を徹底規制。ニコチンを麻薬と同じ「薬物」と認定しFDAの管理下に置いたことで、30年来の大改革といわれています。




65歳以上、過去最高の1899万人に!
1996/9/14総務庁が「高齢者に関する調査結果」を発表
 
発表によりますと、65歳以上の高齢者人口は、1996/9/15現在の推計で過去最高の1899万人(女性1116万人、男性784万人)。昨年よりも78万人増えて、総人口に占める割合も過去最高の15.1%となっています。このまま推移しますと、2021年に高齢者人口は3275万人(総人口の25.6%)になると、厚生省人口問題研究所では予測しています。





【1996/8/31まとめ】


感染症、世界で年間1700万人死亡
WHO(世界保健機関)が1995年の年次報告を発表。世界の死因の3分の1に。
 
発表によりますと、1995年の全世界での死亡者は、約5200万人。そのうちの3分の1に当たる1700万人が、「かぜ」「O-157」「狂牛病」「エイズ」「マラリア」「エボラ出血熱」「結核」「レジオネラ病」などの感染症で死亡しているということです。森林破壊や地球温暖化、抗生物質の乱用などが、感染症の拡大に関係が深い、と指摘されています。




小・中学の不登校生徒、過去最多へ
1996/8/7文部省が発表した「1996年度学校基本調査(速報)」で判明
 
発表によりますと、1年間に30日以上休んだいわゆる「不登校」の小中学生は、1995年度は約8万1600人にのぼり、過去最高を記録しました。内訳は、中学生・・・6万4996人(前年より約3300人増加)、小学生・・・1万6566人(同約800人増加)です。このうち、年間50日以上の「長期欠席」をした生徒は、中学生・・・5万4060人、小学生・・・1万2781人でした。




日本人の平均寿命、男女とも世界一
1996/8/10、厚生省が「1995年簡易生命表」を発表。前年よりは下回る。
 
発表によりますと、1995年の日本人の平均寿命は、女性・・・82.84歳(前年より0.14歳減少)、男性76.36歳(同0.21歳減少)で、いずれも前年よりも下回ったものの、女性は11年連続、男性は10年連続で「世界一の長寿」を保持しました。厚生省では、平均寿命が前年を下回った原因を、「阪神大震災とインフルエンザの影響」と見ています。




テレクラ経験、女子高生の27.3%
1996/8/16総務庁が「青少年と電話などに関する調査研究報告書」を発表
 
調査は岩手や埼玉、愛知、和歌山、鹿児島など5県の中学2年・高校2年の生徒2196人と、その父母が対象。報告書によりますと、テレホンクラブ(テレクラ)の経験者は、女子高生が27.3%、女子中学生17.0%、男子中学生10.2%、男子高生6.6%で、生徒全体では15.9%でした。電話した理由のトップは「面白そうだった」で69.7%。




都内の救急車出動、過去最高を更新
東京消防庁が1995年の1年間の救急車出動件数をまとめる
 
同庁の発表によりますと、東京都内の1995年1年間の救急車出動件数は、44万8450件。前年より約2万5000件も増加し、19年連続で過去最高を更新中。都民の25人に1人が利用し、救急車は1分10秒に1回の割合で出動していることになります。とくに65歳以上の高齢者の搬送が全体の約3割を占め、前年よりも1万3113件増加しています。





【1996/7/31まとめ】


乳幼児に「こんにゃくゼリー」危険
窒息死亡事故が今年2件発生。国民生活センターが警戒を呼び掛ける
 
同センターに寄せられた「こんにゃく入りゼリー」の死亡事故は、今年6月埼玉県で2歳男子、今年3月長野県で1歳男子、昨夏には新潟県と大阪府から1件ずつ報告され、計4件となっています。また重症事故が6件、大事に至らなかった事故は14件にのぼっています。普通のゼリーの約4倍の硬さで、のどに詰まりやすいとのことです。




高齢者、日本全人口の14.8%に!
総務庁1996/6/28発表の「1995年国勢調査の抽出速報」で判明。過去最高を更新
 
速報によりますと、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者人口の割合は、14.8%。前回5年前の調査(12.0%)に比べ2.8ポイント増の過去最高を記録しました。一方で、14歳以下の年少者人口は、15.9%(前回18.2%)で、過去最低となり、「少子高齢化」がますます進んでいる実態が明らかになっています。




「高齢者が高齢者を介護」、35.7%も
1996/7/13厚生省発表の「平成7年国民生活基礎調査」で判明。
 
調査結果によりますと、1995/6/1現在で、介護が必要な在宅の高齢者は、86万1000人。このうち寝たきりの高齢者は28万4000人にのぼり、その介護に当たっている人の年齢別内訳は、(1)60歳代・・・28.0%、(2)50歳代・・・27.3%、(3)70歳以上・・・22.9%で、65歳以上では35.7%を占め、「高齢者が高齢者を介護する」傾向が明らかになっています。




火災原因の半分は、「放火」「たばこ」
東京消防庁が1996/7/3、1995年中の火災の分析結果を発表
 
発表によりますと、95年中の都内の火災発生件数は、6589件(前年6676件)、死者は134人(同139人)でした。火災の主な原因は、(1)放火及び放火の疑い・・・2316件、(2)たばこの火の不始末・・・1152件、(3)なべの火を消し忘れ放置・・・539件、(4)子供の火遊び・・・302件、などです。死者の4割以上(56人)が高齢者で、過去最悪を記録しています。




地球温暖化で、伝染病・熱射病拡大
国連3機関(WHO世界保健機関・WMO世界気象機関・UNEP国連環境計画)が予測
 
3機関が1996/7/9に公表した報告書「気候変動と人の健康」によりますと、このまま温暖化が進み2100年までに気温が2〜3℃上昇した場合、(1)マラリア感染の増加、(2)熱射病による死者の増加、(3)コレラなどの伝染病の増加、(4)大気中の浮遊物質が増加しアレルギー患者へ悪影響、などが懸念されると指摘しています。




日本全国で「O157」食中毒の猛威
5月末から2ヶ月で7人死亡、感染者約8500人。全国の自治体で緊急対策へ
 
大阪・堺市の小学校では過去最大、約6400人が集団食中毒。予防策は、(1)75℃1分間以上の加熱(生肉は食べない)、(2)手や調理器具を十分に洗う、(3)冷蔵庫を過信しない、(4)飲料水の衛生管理に注意、(5)出血を伴う下痢をしたら即座に医療機関へ、(6)患者の便のついた衣服はゴム手袋で処理し、煮沸消毒、(7)感染者と乳幼児との混浴を避ける、などです。


12/31 11/30 10/31
9/30 8/31 7/31
6/30 5/31 4/30
3/31 2/28 1/31


【1996/6/30まとめ】


日本全国で「O157」食中毒拡大中
6月の1ヶ月間に3人死亡。発症者約1500人。全国の自治体で緊急対策へ
 
厚生省のまとめによりますと、この病原性大腸菌「O(オー)157」による食中毒は、1996年5月に岡山県の小学校で集団発生して以来、6月21日までの約1ヶ月間に15都道府県で22件発生。@75℃1分間以上の加熱(とくに肉類)、A手洗いを徹底、B冷蔵庫を過信しない、C下痢をしたらプールに入らない、などで感染拡大防止できるそうです。




学校プール、3分の1が「不安全」
文部省が調査結果を1996/5/24発表。事故死亡児の父親らが同省に強く指導を要請。
 
文部省の調査によりますと、全国すべての小中高校のプールのうち、排水口のふたが「設置されていない(全体の1.0%)」もしくは「固定されていない(同35%)」という不安全なプールが1万1500校にのぼることが判明しました。同省では毎年改善の指導をしているものの、過去2年間で4人の児童が排水口に吸い込まれ死亡しています。




乾燥機利用後、洗濯物火災に注意
毎年夏場に、放置数時間後に出火するケース多発。東京消防庁が注意を呼び掛ける
 
同庁によりますと、とくに油が付着した衣類などを洗濯し自動乾燥機で乾燥後、機内に放置したり、まとめて積み重ねたりしたときに、数時間後、自然発火するケースが目立つということです。昨年は、こうした火災が都内だけで21件、今年も5月までに4件発生。乾燥後に熱がこもらないよう衣類を積み重ねないことが大切のようです。




CO2排出量最悪、目標達成困難に!
環境庁が1996/6/21「1994年度CO2(二酸化炭素)排出量」を報告
 
発表によりますと、日本での1994年度CO2排出量は、前年度より5.9%増、過去最悪の3億4300万トン(炭素換算)にのぼっています。地球温暖化の要因となるCO2排出量を、2000年までに1990年レベル(3億2000万トン)に抑えるという目標は、「このままでは達成困難」と橋本首相。実践行動家は「各人の意識と行動が重要」と口を揃えています。




高齢者の交通事故死、増加傾向
1996/6/7総務庁長官が「1995年度交通安全白書」を報告。死者8年連続1万人突破!
 
白書によりますと、1995年度の交通事故件数は、76万1789件(前年より3万2332件増加)で戦後最多を記録。死者1万679人、負傷者は90万人を突破したということです。とくに65歳以上の高齢者の事故死が目立ち、前年より142人増えて3240人、その主な内訳は@歩行中1658人、A自動車運転中592人、B自転車運転中572人、とのことです。




【1996/5/31まとめ】


日本国民は、「カルシウム不足」!
1996/5/3厚生省発表の「国民栄養調査」結果で判明。約64%の世帯が「カルシウム不足」
 
調査は、全国約5000世帯(15000人)を対象に実施。その結果によりますと、ビタミン類や鉄分、たんぱく質などの各種栄養素は、ほぼ適正に摂取しており、カルシウムだけが必要量の90%しか摂取していないことがわかりました。とくに外食をよくする若者にこの傾向が強く、厚生省は「骨粗鬆症予防のためにも注意が必要」と呼び掛けています。




子供減り、初めて2000万人下回る
1996/5/4総務庁が15歳未満の子供人口(推計数)を発表。
 
発表によりますと、4月1日現在の子供人口は、前年同期より32万人減少し、1987万人。総人口に占める割合も過去最低の15.8%(先進国ではイタリア15.1%に次ぐ世界最低レベル)を記録しました。子供人口が2000万人を下回ったのは、国勢調査が始まった1920年以来、初めてのことで、「少子・高齢化」の傾向はますます強まるばかりです。




テント内での「暖」は、とても危険!
1996/5/6北海道のキャンプ場で父子3人が一酸化炭素中毒死。類似事故多発中!
 
警察の調べによりますと、死亡した3人が発見されたテント内には木炭を焚いた「七輪」があり、テントの入り口は閉じたままでした。1996/3/22にも、自動車内で練炭ストーブを焚いた男性が一酸化炭素中毒で死亡しており、アウトドアレジャーの落とし穴として、「閉めきった所での燃料使用は禁物」と関係者は指摘しています。




運転中の携帯電話、事故急増中!
「運転中の携帯電話は使用中止」と警視庁・NTTなどがキャンペーン開始
 
警視庁の調べによりますと、携帯電話使用中の自動車人身事故は、1996年1〜4月末までに39件発生。前年同期23件の約1.7倍にのぼっていることがわかりました。また、車内のカーナビゲーション操作中の事故も目立ち始めているということで、「わき見運転や片手運転が集中力低下につながり大変危険」と関係者は口を揃えています。




「ふっくら寝具・うつ伏せ寝」ご用心
乳児突然死症候群(SIDS)の3割が、「柔らかいベッドや枕にうつ伏せ寝」が原因と指摘
 
この指摘は、アメリカの消費者商品安全委員会が1996/5/7、米小児科学会で発表したもので、SIDSで死亡した206人の両親から2年間にわたって調査を進めた結果がもととなっています。米国では年間6000人がSIDSで死亡。日本でも1994年中に500人以上が死亡、うつ伏せ寝が原因の一つといわれているものの、大部分は未解明です。




【1996/4/30まとめ】


地球人口100億人突破は、2050年?
世界銀行、国連環境計画(UNEP)などが1996/4/18、報告書を発表!
 
報告書によりますと、世界の人口は、2025年に83億人、2050年には100億人に達し、特にアフリカ地域での人口増加は深刻で2025年までに倍増。その結果、2010年までに3億人の人が飢えに苦しみ、栄養不足となると予想しています。また2020年までにエネルギー使用量が現在の50〜100%増加、気候変動の可能性が45〜90%も高まる、としています。




シャープ製のTV、発火の可能性
1985〜1990年生産販売の11万4836台を対象に無料点検・修理を実施する、と1996/4/10発表
 
シャープ広報室の発表によりますと、TVの基板のハンダ接続部分の微細なヒビから放電、発煙、発熱し、最悪の場合発火の可能性があり、1996年3月に発煙が2件発生、過去9年間で合計7件発生しているとのことです。対象機種は、25型・29型・33型の11機種で、全国の販売店及びフリーダイヤル(0120-435228)を通じて無料点検に応じています。




TVゲームで「心身異常経験」3割
新潟市民病院小児科が実施した中学2年生4470人のアンケート結果で判明
 
アンケート結果によりますと、回答者の95%がTVゲーム経験者。このうちの29.7%(1263人)が、「心身の何らかの異常」を経験。その症状の内容は(複数回答)、@肩こり・・・722人、A勉強が手に着かない・・・435人、B目がくらくらした・・・292人、C眼精疲労・・・287人などで、なかには「吐き気・おう吐・・・34人」「けいれん・・・15人」「意識消失・・・6人」なども発生しています。




携帯電話、病院内で使用は要注意!
郵政省の「不要電波問題対策協議会」が医療電気機器221機種への影響を実態調査
 
調査結果によりますと、携帯電話では医療機器の62%(138機種)、PHSでは4%に、何らかの影響が発生。「心電図にノイズ混入する」軽度のものから、「人工心肺装置のポンプ停止」「抗がん剤投与のポンプにアラーム発生」など、重大なトラブルを確認。「手術室や集中治療室に持ち込まない」「病棟内では電源切る」など厳重注意を呼びかけています。




「受動喫煙」の害、妊婦から胎児へ
妊婦の受動喫煙の悪影響で「低体重児」「発がん物質の血液残留」。世界各地で実証
 
米ルイビル大の博士らの研究によりますと、妊婦410人とその出生児を調査した結果、受動喫煙者から生まれた出生児の「血液中の発がん物質濃度」は、受動喫煙のない非喫煙妊婦の出生児に比べ、4〜5倍も高くなっていました。また奈良県内の産婦人科の調査では、受動喫煙の影響で出生児の平均体重が100c以上も低くなっていたということです。




【1996/3/31まとめ】


お年寄りの「入浴死」にご注意!
温度差による血圧急変動が引き金。「脱衣場や浴室は暖かく」「一番風呂はさける」
 
厚生省の統計によりますと、1994年中に入浴中におぼれ死んだ人は約2200人。このうち65歳以上のお年寄りが全体の76%を占めています。寒い脱衣場で服を脱ぎ、浴室で体を洗う間は「血圧が上昇」し、浴槽に入ると血流が良くなり「血圧が急降下」。この血圧の急変動で、心筋梗塞や脳出血などの発作が起きやすくなるということです。




薬害エイズ、責任追及に新展開
1996/2/16厚生大臣が責任を認め謝罪。3/14ミドリ十字の役員ら土下座し謝罪。
 
HIV訴訟原告団は2月14日から3日間、厚生省前の日比谷公園で「薬害エイズ座り込み抗議運動」を命がけで決行。全国から約1万人の人が結集し、マスコミが連日大きく報道するなどの結果、7年以上も責任を認めなかった国や製薬会社が、初めて謝罪。さらに3月29日には、原告団の全面勝利の形で和解が成立しました。




コーヒーの愛飲が「自殺」を予防?
米ハーバード大医学部の博士らが1996/3/11発行の米医学誌で発表。
 
発表によりますと、約8万6700人の看護婦を約10年間にわたって追跡調査したところ、コーヒーを全く飲まない人の自殺率を1とした場合、@1日平均2〜3杯飲む人の自殺率・・・0.35、A同4杯以上飲む人・・・0.42、B同1杯以下飲む人・・・0.76、という結果でした。カフェインの精神高揚作用が関係しているのではないか、との見解です。




アトピーの人、「網膜剥離」にご用心
杏林大医学部教授らが1995年春に全国の眼科32ヶ所を調査、結果をまとめる
 
調査結果によりますと、アトピー性皮膚炎に伴う網膜剥離を起こした人は、32ヶ所で合計348人。約8割の患者がかゆさに我慢できず、目の周りを強くこすったり、たたいたりしていたということです。手術を受けた人は1989年の42件から93年には132件に増加、95%で成功したものの5%は重い視力障害が残り、失明した人もいるそうです。




缶ビールの「車内破裂」にご用心!
群馬県消費生活センターが実施した「国産缶ビールの加温テスト」で判明
 
この加温テストでは、約88度まで加温すると約8割の缶ビールが炭酸の膨張により破裂。春から秋にかけて直射日光の当たる自動車内で缶ビールを放置した場合、破裂する可能性があることがわかりました。大手メーカー5社は、早急に注意書きを表示することを決定。広告などでも消費者に注意を呼びかけるとのことです。




【1996/2/28まとめ】


食物繊維で「心筋梗塞」発生低下
米ハーバード大の博士らが1996/2/14付け米医師会誌でデータを発表
 
発表によりますと、医療従事者約4万3700人を6年間にわたり「食物繊維の摂取量と心筋梗塞の関係」について追跡調査した結果、「食物繊維をあまり食べない人は、多く食べる人に比べ2倍の確率で心筋梗塞を起こす」ことがわかりました。「大腸がん予防」「肥満予防」に加えて、「心筋梗塞予防」にも食物繊維が期待できそうです。




高齢者、「子供との同居率」は6割
厚生省・人口問題研究所「第三回世帯動態調査」1996/2/29結果をまとめる
 
全国約8600世帯・約2万人のデータを分析した調査結果によりますと、65歳以上の高齢者が、子供と同居している割合(同居率)は、58.3%。これを年齢層別にみますと、@85歳以上・・・78.2%、A80〜84歳・・・64.9%、B75〜79歳・・・63.2%、C70〜74歳・・・55.5%、D65〜69歳・・・52.1%で、4年前の国勢調査と比較すると、低下傾向となっています。




労働省が「喫煙対策ガイドライン」
1996/2/22労働省が「職場における喫煙対策のためのガイドライン」を全国に通達。
 
職場での受動喫煙を防ぐためのガイドラインは、@喫煙室や喫煙コーナーの設置で分煙を図る、A喫煙可能場所には空気清浄器を取り付け、煙の拡散を防止する、B空気清浄器のない事務室や会議室は原則的に喫煙を禁止、C廊下やエレベーターホールなど共用場所を禁煙にする、など具体的な提言が盛り込まれています。




年金受給者、過去最高の3042万人
1996/2/3社会保険庁がまとめた「社会保険事業の概況」で判明。
 
この概況によりますと、平成6年度末での公的年金(国民年金・厚生年金・公務員の共済組合など)の受給者数は、3042万人(前年度より5.0%増加)。これに対して年金財政を支える加入者数は、6955万人(同0.4%増)と微増。また国民年金・厚生年金の総給付額は、22兆4264億円に達し、前年度より11.1%増加、国民所得の6.0%を占めています。




現代っ子は、「便秘ぎみ・・・」が42%
大手食品メーカーが1995年9月に「子どものライフスタイルと排便実態調査」
 
首都圏の小・中・高校生350人(男子150人・女子200人)に聞いた調査によりますと、@1日1回以上排便する・・・58%、A排便しない日もある・・・36.9%、B排便しない日の方が多い・・・5.1%という結果でした。AとBをあわせた「便秘ぎみ」の人は42%に達し、とくに女子中学生は50%、女子高校生では3人に2人の66%となっています。




【1996/1/31まとめ】


赤ちゃん減少、「少子化高齢化」進む
厚生省「1995年人口動態統計の年間推計」を発表。死者は前年より4万人増加
 
発表によりますと、1995年に生まれた赤ちゃんは119万3000人で、前年より約4万5000人減少していることがわかりました。一方、死亡数は阪神大震災やインフルエンザ流行の影響もあって、91万6000人。前年を4万人も上回っています。死亡原因は、「がん」がトップで26万3000人、「脳血管疾患」14万8000人、「心疾患」13万9000人となっています。




交通事故死、8年連続で1万人突破
1996/1/4、警察庁が1995年一年間の交通事故死者数を発表
 
発表によりますと、1995年の一年間の日本全国での交通事故死者数は、1万679人(前年より30人増加)。8年連続で1万人を超え、とくに高齢者の死亡事故者の増加が目立っています。総務庁では、今後も高齢者の犠牲者がさらに増加し、4年後の2000年には年間死者数は約1万2500人にのぼるとの予測をたてています。




痔の人は「大腸・直腸がん」に要注意
北海道の医師らが実施した約3000例の大規模調査研究結果で判明
 
3016人の肛門疾患患者に下部大腸内視鏡検査を実施した調査結果によりますと、痔など肛門疾患のある人は、健康な人に比べて「大腸がん」にかかっている率が3倍、また50歳以上では「直腸がん」にかかっている率が5倍、というショッキングなデータがとれました。早期発見には、定期的な大腸内視鏡の検診が有効ということです。




たばこ自販機、深夜は稼働停止へ
全国たばこ販売協同組合連合会(東京都港区)が今年4月から自主規制。
 
同連合会の発表によりますと、今年4月1日から、未成年者の喫煙防止をはかるため、現在屋外に設置されている約35万台のたばこ自販機を、午後11時から翌朝5時までの間、自主的に停止することになりました。また非組合員のコンビニや大手スーパー系の業者などにも、深夜販売の自主規制を呼びかけていくとしています。




過労死、「不整脈」も労災認定へ
1996/1/22労働省が全国の労働基準局に労災認定基準の見直しを通達
 
これまでは、過労死の労災認定対象は、脳出血や、くも膜下出血などの脳血管疾患、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患でしたが、今回の通達により、新たに「不整脈を原因とする突然死」が労災認定に加わることになりました。対象となる家族は、過去5年にさかのぼって申請ができるということです。




妊婦のビタミンA過多、要注意!
米国での疫学調査結果をもとに、厚生省が1995/12/26自治体や関係者に注意を喚起
 
米ボストン大医学部のK・ロスマン博士らが約2万2000人の妊婦について調査した結果、妊娠前3ヶ月から妊娠初期3ヶ月の間、食品やビタミン補給剤からビタミンAを1日あたり1万5000IU(国際単位)以上摂取していた女性から生まれた赤ちゃんは、摂取量5000IU以下の場合の3.5倍も先天性異常が発生したということです。




日本人エイズ感染者、過去最多へ
1996/1/30厚生省エイズサーベイランス委員会が発表。日本人男性が急増中
 
発表によりますと、平成7年の1年間に新たに日本で報告されたエイズ患者・感染者は446人。内訳は、@日本人男性255人(57.2%)、A外国人女性81人(18.2%)、B外国人男性80人(17.9%)、C日本人女性30人(6.7%)で、とくに日本人男性は5年前(45人)の5倍にのぼっています。これでエイズ患者・感染者の累計は4096人となりました。


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Last modified:1999/2/8
Created by Hitoshi Nakamura



編集責任者 健康新聞社・情報発信記者 中村 ひとし