●第6号(1997/4/25)――【15面】◆連載(6)
野草・薬膳――ヒロ野草研究所・主宰・標 ヒロ――(6)

▲「チョロギ入りジャガイモモチ」

▲「すいとん」

 チョロギの粉末を利用したジャガイモモチです。時節の野草(セリやタンポポの若葉)や野菜も、すいとんの具に使ってみました。チョロギの香りが、ほんのりとあるジャガイモモチを一度食べたら、やみつきになりそうです。
 チョロギは、シソ科の植物で根の先端の塊茎を食用にします。オリゴ糖の含有量(100g中8g)がゴボウや大豆より多く、腸の善玉菌を増やし、腸内をきれいにし便通がよくなります。便秘で悩んでいる人や老人、風邪をひいて食欲のない人にお勧めしたい一品です。

line.gif 「チョロギ入りジャガイモモチとすいとん」

●チョロギ入りジャガイモモチ・材料
ジャガイモ--------------300g
水----------------------200t
小麦粉------------------170g
塩--------------------------少々
チョロギ粉末------大さじ2〜3杯
松の実----------------------少々



●すいとん汁(4人分)・材料
豆腐(木綿)------------------1/2
せり又はタンポポの若葉------40g
油揚げ------------------------1枚
干しシイタケ------------------4枚
まいたけ--------------------80g
だし汁--------------------4カップ
長ネギ------------------1〜1/2本
赤みそ------------------------適宜
七味唐辛子----少々(好みで入れる)

◆チョロギ入りジャガイモモチ--作り方

(1)ジャガイモは皮付きのまま丸ごとゆでる。

(2)ゆであがったジャガイモの皮をむきボールに入れよくつぶす。

(3)小麦粉にチョロギ粉末、塩を入れよく混ぜ200tの水を入れ更に混ぜる。

(4)(3)に(2)を入れ、ねっとりするまでよく混ぜあわせる。松の実も入れる。

(5)沸騰した湯の中に一口大にした(4)を入れ浮き上がってしばらくして火が通ったらすくい上げる。すいとん風にみそ汁の具として食べたり、キナコやゴマだれをかけていただく。(冷蔵庫で2、3日保存できます。)




◆すいとん汁(4人分)--作り方

(1)干しシイタケを水で戻す。(戻し汁は出し汁に使う)戻したら2つ切にする。

(2)油揚げは、ザルに入れ熱湯をさっとかけ、さめたら縦半分に切って幅5oに切る。

(3)マイタケは根元を切って食べやすく切る。

(4)長ネギは、長さ3〜4pに切る。

(5)豆腐は、ザルにのせ7〜8分おいて水気をきり1p角に切る。

(6)セリ又はタンポポの若葉は、塩一つまみを入れた熱湯で、さっとゆで水でさらしあくを取り4p位に切って水をしぼる。

(7)鍋にだし汁を入れみそを溶いて火にかける。

(8)ひと煮たちしたら(1)(2)(3)(5)を加え、豆腐が温まったらあくをすくい取り、(4)とチョロギ入りジャガイモモチを加える。

(9)一呼吸おいたら火を止め、器に盛り(6)をのせます。好みで七味唐辛子をふる。






●プロフィール--【標(しめぎ)ヒロ】
 栄養士。20代前半から十数年間リューマチに苦しみ抜いた結果、「野草に学ぶ健康法」をみつける。
その経験をもとに、現在、無料健康相談(0552-41-9709)を開設。講演活動でも活躍中。



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